Monday, February 1, 2010

Inner World Magazine

Hi, this is chikae Ella, the officer of Tempura.

The SL magazine, “Inner World Magazine” carried a 37-page article introducing the Tempura SIM and an interview with Kikunosuke the owner of Tempura. Also Kikunosuke was featured in the cover of the magazine.

The person who wrote the impressive article is Ms. Ananda Valeeva, the chief editor of “Inner World Magazine”. The all photographs inserted in the magazine were taken by Ms. Thereaver Barrymore, the art director.

All Tempura staff really expresses our appreciation to Ms. Thereaver Barrymore and Ms. Ananda Valeeva the chief editor.
So we would like to introduce the article here for you. The contents and pages are as follows.

Page 1: Cover, Kikunosuke eel
Pare 21: Impression of this coverage, by Thereaver Barrymore
Page 70-86: Article and pictures of Tempura SIM
Page 94-105 Interview with Kikunosuke

Please enjoy them by downloading the magazine.




こんにちわ、てんぷらシムオフィサーのchikae Ellaです。

てんぷらシムの紹介と、てんぷらのオーナーKikunosukeのインタビューが、SL雑誌「inner world magazne]に37ページにわたって掲載されました。表紙もKikunosukeが飾りました。

素晴らしい記事を書いてくださったのは「inner world magazne]の、編集長Ananda Valeevaさんです。
掲載されているすべてのssを撮ってくださったのは、アートディレクターのThereaver Barrymoreさんです。

私達天ぷらのスタッフはThereaver Barrymoreさんと編集長のAnanda Valeevaさんにとても感謝しています。

そこで、ここに掲載してみなさまにも見ていただこうと思います。掲載されている内容とページ割りは次のとおりです。

1ページ --- Kikunosuke eelカバー
21ぺージ --- 記者Thereaver Barrymoreの今回の取材の感想
70ページ~86ページ --- てんぷらシムの写真と記事
94ページ~105ページ --- Kikunosukeインタビュー

雑誌をロードしてお楽しみください。




「innerworldmagazne]は英語とスペイン語で書かれています。日本人ユーザーのために、掲載記事を和訳していただきました。雑誌のssと平行して読んでくださいませ。よろしくぅ。



21ページ

表紙の挑戦
by Thereaver Barrymore

I'm in love!ー恋に酔ってしまったような、、私!
Anandaと私が今号のテーマを決め、スペシャル・インタビューの相手を誰にしようかと話していた時、、二人の頭に真っ先に浮かんだのが、kikunosuke Eel、そう、まるで魔法使いの様にあのJapan Tempuraシムを作り上げたクリエーターでした。

もし彼がインタビューを受け入れてくれたら、
表紙を飾るのは当然彼しかいない! 私はそう思いました。

最初に連絡を取った時から、Kikunosukeはとても好意的ですぐにインタビューを快諾してくれました。待ち合わせ場所の彼のシムにある、オレンジ色に美しく紅葉した木々に囲まれた場所に、彼は通訳のClione
Claryと島のオフィサーであるchikae Ellaを伴って現れました。

驚くほどに美しい彼のアバターは、着物姿に今にも白刃をかざしそうな日本刀という出で立ち。表紙を飾るのは彼以外に考えられません。彼の写真を撮らないなんて、まさにナンセンス!

撮影現場は、Clioneの通訳のおかげてとても楽しいひとときになりました。
まずは彼のベスト・アングルを撮影、そしてもちろん美しい景色もハイライト。
クローズアップの写真も何枚か撮り、表紙の準備は完了です。

カバー、そしてこの最新号を是非お楽しみください!

Thereaver Barrymore
INNERWORLD MAGAZINE
アート・ディレクター


73ページ
JAPAN TEMPURAへ テレポート

JapanTempuraはそのグランド・オープニングの日以来、数多くの雑誌やブログに取り上げられて来ました。このエキゾチックで至福のシムに足を運べば、アーティストという存在がどれほどまで素晴らしくクリエーティブになり得るのかを思い知らされる事でしょう。
Tempuraはkikunosukeの夢の実現です。彼のずば抜けてクリエーティブな想像力は、まさに神からの贈り物であり、作品を通して、その美しさを私たちにも優しく分けてくれます。


79ページ
さあ、心の邪念を払い、まるで瞑想を始めるかのように振舞いましょう。
Tempuraには私たちの魂と五感を包み込み、心に平和と幸福感をもたらしてくれる、崇高なオーラがあります。

様々な色、陰影、形、そしてそこでしか味わえない驚きの数々があなたを待ちうけています。
音楽を聞きながら、リラックスして、すべてを忘れましょう。

もはや時間など些細な添え物・・・
精神美の世界(the spirit of beauty)へとあなたをいざなう旅の始まりです。

目の前に広がる終わりのない魔法のパレット、オレンジに、ピンク、そして黄色。。。
それはあなたの心に感動を与え、快い気分にしてくれます。

美しく広がる蓮の花畑、東洋と西洋の文化の完璧なる融合、まるでポストルネッサンスや印象派の絵画の世界に入り込んだような感覚。。。そんな風に様々なイメージが溶け合った世界は他にどこにあるでしょう?

愛する人とロマンチックなひと時を楽しんだり、ただリラックスして瞑想をしたり。
Tempuraを訪れる時は心配事や思慮分別などすべてを忘れましょう。。


81ページ
ここでのひと時を曼荼羅の崇高なオーラを感じながら過ごして下さい。

これがこのTempuraの夢の背後にあるコンセプト、愛と美がもたらす最高の感情(フィーリング)のもとでKikunosukeが夢想してそれを描ききった神秘の世界なのです。

周囲を散策するだけではなく
彼が創り上げたTempuraシム全体の姿、曼荼羅の形状を上空から眺めてみて下さい。

あなたの想像力を超えた 愛と美とスピリチャル・アートをご覧ください。

私たちのこころ(魂)は軽くなりそこに居るだけで様々なフィーリング(感情、感覚)が押し寄せてきます。
夢の世界に浸り、探検し、細部にまで施された描写を探し味わって下さい。

あなたはきっとTempuraと恋に落ちるに違いありません! 

ロケーション: tempura island (123,44,32)



93ページ

彼は日本からきた唯一無二のアーティストです。
彼の持つ豊かな才能と魅力的な人柄は人々を魅了します。
kikunosukeは優しく美しい心の持ち主でもあります。
私は彼にインタビューが出来てとても光栄に感じました。
彼のアバターは私が今まで出会った中で最も美しく、エキゾチックなアバターの一人と断言できます。

彼の創りだす華麗なアートの世界と作品は、まさに地球の反対側からやってきた、私たちが楽しめる最良の範例のひとつと言えるでしょう。


94~107ページ
SPECIAL INTERVIEW
kikunosuke Eel

Q--1 
あなたはとってもファンタスティックでユニーク(独創的)なアーティストですが、リアルでもその様なバックグラウンドをもっているのですか?

kikunosukeEel:  
RLではマスコミ関係のアーティストです。
「美」に執着し「美」を愛し「美」を描く仕事世界に生きています。


Q--2
何故あなたのアート(写真やてんぷらSIMにおける驚くべき創造物など)を表現するのにバーチャル世界を選んだのか教えていただけますか?

kikunosuke Eel:
もともとSLに入ったのも、RL仕事の取材が始まりでした。
丁度日本でSLブームの時に入った2007年組です。
軽い気持ちで見学してただけのつもりが。何でも可能なSLのアート世界に
いつのまにか魅了されていました。

自分が何かアートな表現する道に入ったきかっけは、「SL恋愛」でした。
写真を撮り始めたのは丁度その頃からです。
好きな人や、大事な友達との思い出を残そうと。
SIMを買って何かしようと思い立つのにも、時間はかかりませんでした。


Q--3
あなたの国の文化から受ける影響のどの部分をセカンドライフに取り入れて(持ち込んで、紹介して)いますか?

kikunosuke Eel:
僕はとても信心深い人間です。テンプラのデザインモチーフは先祖へ感謝と供養をこめて
曼荼羅の絵図を取り入れました。(テンプラの地形を地図で上から見たとき左右対称です)
曼荼羅は仏教で言う仏が住む理想郷(ユートピア)です。それと同時に東洋と西洋の融合を考えました。
古きよき時代の城や雰囲気をベースに現代アートのような透明感。絵画のような色世界。
ポストルネッサンスと曼荼羅の融合。これがテンプラの世界観です。


Q--4
てんぷらには美と平和を感じる(魔法の様な)魅力と崇高なオーラがあります。このように驚くほど素敵で平和に満ちたパラダイスを作るにあたって、あなたをインスパイアしている物はなんですか?

kikunosukeEel:
音楽やアートが国境を越えるように、「美」に関しても、世界共通だと信じています。
時代が移り変わっても変わらない美しさが、欲しかったのです。
電脳世界だからこそいつ来ても変わらず安心できる場所、「風化しない美しさ」を
実現するのにSLは最高のキャンバスです。


Q--5
どのようにしててんぷらを作って(発展させて)行ったのか、その創造過程についてもっと教えてください。

kikunosuke Eel:
SLに天ぷらを作るきっかけとなったのは、失恋です。
当時付き合っていたSL彼女と、めちゃくちゃツライ別れ方をしました。
彼女のために買ったSIMを一時は手放そうかと考えましたが、
見るに見かねた親友らが、自分たちの理想郷を作ろうという提案をしてくれました。、

失恋とRLで疲れた心を満たす場所が欲しいと考えました。
そして情報が氾濫するデジタルな世の中だからこそ、仮想世界の中にも癒しの場所が必要だと
本能的に感じていました。
どうせなら徹底的に美しく、作りこもうと決めました。

志を共にした仲間と一緒に設計図を書き、
頭の中で描いている世界を再現する手伝いをしてくれるクリエーターを探しました。

いざ構築に入りましたが、一筋縄でいくものではなく
頭の中で思い描いている世界とクリエーターさんの間でズレが生じ
何度もやり直しを要求しました。
それ故に、時間がかかりすぎてしまい、結果的にTEMPURAは未完成の状態で納期を迎えました。

この時にSIMをオープンしていたら、今のようなTEMPURAにはならなかったでしょう。

クリエーターさんの手を離れて、もう一度親友達と共にSIMを見直しました。
数ヶ月間かけて色々な箇所の大事なテクスの張替えをしました。ガーデンもかなり整理をして、植物と色合いを変えました。

さらに何が足りないか?もっと必要なものは?
ここで大いに役に立ち、アイデアの元になったのが女性の意見です。
世界に男女が愛し合えるSIMはたくさんあるけれど、どこも煩雑で、雑然としていて、その気になれないことが多い。当時、女性が安心して好きな人に身を任せられるスペースが少なく、抵抗があったこと、など。
天ぷらは今も女性の意見も大いに取り入れて発展しています。
テンプラはオープンしてから約一年半たちます。
これから少しづつ改装する予定です。

Q--6
てんぷらにおける様々な構成要素、色々なシンボルから感じるエネルギー、たとえばロータスの花や色や光は瞑想へといざないます。この神秘の世界へみんなをいざなう究極の秘密とはどのようなものでしょうか? 

kikunosuke Eel:
色から受ける心理学的な刺激を制作時に意識しました。
しかし、私は本能のままに創作を行います。この神秘のプロジェクトの背後を説明することは、
僕にもわからないのです。ただ言えることは、テンプラは私の感性そのものだということでしょうか。

Q--7
あなたの撮る写真は本当に素晴らしいです。 写真でバーチャル世界を表現する際の、手順、処理の仕方はどうなっていますか?

kikunosukeEel:
撮った写真はその後 画像編集ソフトで、加工します。
インワールドのみで無理とされた表現の場合はRL素材とMIXすることもあります。
足りない部分を書き足したり。貼ったり。動かしたり。色を混ぜたり。

暗い色はあまり使わないようにしています。
絵と変わらないですね。
撮影した時の心理状態が、モロに出ている気がします。

現在僕は公式の写真の仕事は休んでいます。
RLで新しい家族が生まれ、仕事のために、SLをやる時間が限られているからです。


Q--8
Dejavuの仕事についてどう思いますか?

kikunosuke Eel:
もともと、友達のブログの取材カメラマンとして活動していた時期があって
その時にdejavuのオーナーさんに突撃取材しようってことになって。

後日オーナーさんから雑誌の撮影をしないかと誘っていただきました。ビビリましたlol
オーナーさんに声をかけていただいてから、僕の写真LIFEは劇的に変化しました。
プロとして読者に「魅せる」撮り方を沢山学びました。
dejavu時代の友達とは、今でもお世話になっています。


Q--9
バーチャル世界に住む事の何が気に入っていますか?

kikunosuke Eel:
最近富に思うのが、やはり人とのつながりって大事なんだと。
SL内で出会った人から聞いた言葉がきかっけで、RLの色んな問題解決の糸口がつかめたり。

アバターを通して、相手の魂に触れるのがいとおしくて、そして怖い。
国民性の違いは凄く刺激的で、楽しい。

TEMPURAで出会ったカップルが、RLでも結婚するという話を聞きました。
デジタルで作った自分の世界が、人のRL人生も変えてしまうことに感動しました。
TEMPURA作ってよかったなと。
かけがえのない友人に出会えて、よかったなと。
魂の修行が出来るこの世界とめぐり合えたことに感謝。


Q--10
セカンドライフを通じて何を学びましたか?

kikunosuke Eel:
バーチャルの「美」と「醜」

例えば、リアルすぎる技術や加工がかならずしもよいとはかぎらなくて。
レンダリングソフトでベイクされた影よりも、人間の手で描かれた影のほうが優しく見えたり。

冷たい人工的な美しさよりも、五感に響く美しさが大事なのかもです。
バーチャルな世界に入っているのに、結局皆原点に帰っています。
やはり最後は、「癒し」が大事なのだと学びました。